嫌な人への対処法
身の回りにいる嫌な人。自分にとってはより関係が近い友人から馬鹿にされたり酷いことを言われることが多い。昔からの関係でもあるし、言っている本人は面白がっているのだろうけど、言われているこちらは不愉快極まりない。そのうえ、後になってから思い出して嫌な気分になることが多々ある。
『嫌われる勇気』やアドラー心理学の本などを読んでいくつか対処法をまとめてみた。
1.面罵されたらその人の持つ目的を考えるようにする
・相手の言動に腹が立った時は相手が権力争いを挑んできていると考える
・勝つことによって自らの力を証明したい、非難して挑発して権力争いを通じて気に食わないあなたを屈服させたい、という目的がある
・ここで怒ってしまうと相手の思惑どおり、権力争いに突入する。いかなる挑発にも絶対に乗ってはいけない
2.権力争いをやめる
・自分は正しいのだと確信した瞬間、権力争いになっている
・自分が正しいのだから勝たねばならないと勝ち負けを争ってしまう
・自分が正しいのであれば他の人がどんな意見であれ、そこで完結するべき話
3.面と向かって人格攻撃されたら?
・権力争いだと察知したら『競争』から降りる
・具体的には、相手のアクションに対してリアクションを返さない
4.課題の分離を取り入れる
・嫌なことを言うのは相手が嫌な気分になるのを見て楽しみたいから、自分の思うように相手の感情を動かしたいから
・どれだけ嫌なことを言われようとも、それは自分の課題ではない。すり寄る必要はないし自分を曲げてまで頭を下げる必要はない。自分がすべきことは自分の人生に嘘をつくことなく自分の課題に立ち向かうこと
5.具体的なアクション
・失礼な言動には、はっきりやめてくれと言う
→それでもやめてくれないのであれば、無表情で反応しない
・挑発には乗らない
・こちらが深刻になってはいけない
・反応しない人を決めておき、感情をオフに
・距離を取る
・課題の分離
→相手が自分に対して何を言うかは相手の問題であり、自分の課題ではない。自分の課題でないのであれば、反応せず自分のやるべきことに集中する。
実際にこれらを試すのは簡単なようで非常に難しい。しかしながらこれらのことをやれば今よりも確実に生きやすくなる。他の誰かが常に守ってくれるわけではない。自分の人生はまずは自分で守らなければ。傷つきやすく弱い自分を変えるため、強いメンタルを手に入れたい。