最後の輝き

めんどくさがりな人が好きなことを書くための日記です。

代官山散歩日記

いつもの日課で都内にあるスタバに行った帰り道、ふと思い立って代官山に行ってみた。

現在、唯一ライブに行っているバンドである、UVERworldの写真展らしきものを、代官山の蔦屋書店でやっていたことを思い出したからだ。まずは山手線で恵比寿駅まで行き、代官山にある蔦屋書店まで歩いて行った。Googleマップでは徒歩10分と書いてあったが、それ以上かかったように思えた。

着いてみると、さすがは代官山である。オシャレな人が山のようにいる。自分が男だからかもしれないが、目につくのはやたらオシャレな女性ばかりだ。なぜあんなにオシャレなのか。先入観なのか、化粧のマジックなのかはわからない。ついでに言うと、恵比寿駅に着いた時点でオシャレ率が異常な高さであった。自分が普段出没する、銀座やら品川区近辺とは全く異なる様相である。

少しだけ居心地の悪さを感じながらも店内を物色した。ここの蔦屋は他の店舗とは違い、ジャンルごとにマニアックな本が並べられている。他の本屋では見たことがない品揃えだ。しかしながらどこに何の本があるのか全くわからない。書店が3つのルームに分かれているわけだが、作りが同じで初見の人では自分がどこにいるのか完全にロストするだろう。完璧な迷子である。

見た感じ、旅やら料理やら建築関係のマニアックな雑誌が並んでいた。ちょっと読んで見たかったが、混雑していたのでやめておいた。ちょうど空いているスペースに『走るひと』シリーズが並んでいたため、立ち読みしておいた。本日の蔦屋書店で唯一の収穫であった。肝心のUVERworldの写真は何かの演奏のイベントをやっていた影響で見ることはできなかったがオシャレな女性陣を見ることができて目の保養にはなったように思う。

せっかく代官山まで来たのでついでに青山ブックセンターにも行ってみることにした。青山ブックセンターは表参道近辺に存在する。Googleマップでは距離にして2km、時間にして25分だった。代官山の蔦屋書店を後にしてオシャレな人どもをかき分け、渋谷駅を掠めつつ2kmを歩いた。途中、超ロングな上り坂が続き、太ももに負荷を感じながらもひたすら真っすぐ進んで青学、国連大学を通りすぎ、今回のゴールである青山ブックセンターに到着。店内は割と混んでいた。

この店舗はセブンルールという番組で乃木坂46齋藤飛鳥さんが訪れていた場所だ。地方の田舎出身の自分にとっては芸能人が行った店に自分がいるという体験をするだけでも高揚感を感じてしまう。ミーハーではあるが地方の方には共感してもらえる人もいるかもしれない。冬ソナツアーに参加していた日本人のマダムの方と同じ感覚だ。

働き方改革の雑誌を立ち読みしたが、起業に成功した人々の話だった。新世代特集らしく全員が自分よりも年下という現実。なんとも言えない気分に支配されたが気を取り直して店を後にした。上には追いつけず、下からは追い抜かれる。しかしながら、言うまでもなく全ての生き物にとって、今日という日は自らに残された人生で一番若い日。他人と比べてもあまりいいことはない。終わるまでは全てが起こりうるのだ。

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