最後の輝き

めんどくさがりな人が好きなことを書くための日記です。

適当に考える未来。

2050年には人は死ななくてもよくなるらしい。

ネットで見たニュースでは、失明して目が見えなくなった人がマイクロチップ状の人工の目を脳に埋め込み視力を回復したとあった。視神経に信号を送ることで物が見えるようになる。今はまだ精度が低く、白黒だったり輪郭がぼやけているらしいけど、この先進歩していくだろう。

事故で半身不随になっても、電気の刺激によって自分の足で歩けるようになった人もいる。近い将来、義足や義手も電気信号を使って自分の手足のように動かせるかもしれない。

それどころか、脳をクラウド上のハードディスクに移すことも理論上は可能らしい。意識も移れば肉体は必要なくなる。機械の中に自分の意識があれば宇宙空間でも生きていける。地球がなくなっても人類は生きられる。機械が故障したら別の機械に取り替えて意識をクラウド上のバックアップから復元すれば良い。機械を動かすのに必要な電気はソーラーパネルを使う。仮に太陽がなくなっても自分自身を一時的にシャットダウンして別の恒星に行けば良い。電源を入れればまた自分の意識が復活する。もしかすると自転車を漕いでライトを付けるような自家発電で良いのかもしれない。そうすれば永遠に宇宙をさまようことができる。永遠に生きられる状態で果たして人間は楽しむことができるのか。

ただの動物に過ぎない人類が、自然の法則を強引に捻じ曲げてしまう未来。地球にマグマと岩石しか存在しなかったところから、すごいところまで進化してしまったようだ。自分もその一員だということが不思議でならないし、奇跡的。