人間サバイバル
NHKスペシャルの人類誕生を見た。数多くの人類が絶滅する中で、我々のご先祖さまのホモ・サピエンスだけが最後に生き残ったのは何故か。
確実な正解はもちろんわからない。番組を見てサバイバルに重要そうだと思った点は以下のとおり。
1.知識の共有、協力
自分の力だけで何とかしようとせず、情報を独占しようともせず、知識を共有し協力し合うことで新しい道具を発明したり、よりよい方法を生み出すことができた。ネアンデルタール人は協力が足りず、自分や近しい人だけでなんとかしようとしたから絶滅したのではないか。人から学んで改良していく姿勢が大事。
2.道具の改良
生き残るため、環境に適応するために常に道具を改良したり、発明したりした。ホモ・サピエンスの道具は時代とともに進化しているのに対して、ネアンデルタール人の石器はほとんど変化していなかった。
3.新しいことへの好奇心
好奇心が強かったからこそ、新しい場所へ進出して世界中に広がることができた。それにより、暑い場所向きの人種、寒い場所向けの人種など、多様性が生まれた。食糧がなくなり、絶滅寸前になりながらも「この貝、気持ち悪いけど、食えるんじゃね?」とそれまで食べてなかった貝を思い切って食べてみたからこそ辛くも生き残れた。
現代人というか自分自身が生き残るにも基本は同じように感じた。