最後の輝き

めんどくさがりな人が好きなことを書くための日記です。

アトピー性皮膚炎

子供の頃から肌のトラブルに悩まされている。子供の頃は主にニキビ。大人になってからは肌荒れ。

アトピー性皮膚炎と正確に診断されたわけではないもののそのような症状がある。

特に冬場は乾燥が辛い。炎症が起きた真っ赤な顔で出社すると上司にも「体調大丈夫?」と心配されるほど。体調に関しては全く問題がない。顔が真っ赤になるのが問題なのだ。

そもそも何故、顔が真っ赤になるのか。つい最近まで原因が全く分からなかった。原因が判明したのは、以前付き合っていた彼女と一緒に寝ているとき。「寝てる時、顔を掻いてる音が気になって眠れない。」と苦情を受けた。俺の心配をしているわけではなく、自分が寝られないという文句だった。

文句ではあるものの、自分にとっては大きな発見だった。顔が真っ赤になるのはこれが原因だったのか!

基本的に朝から夜にかけて、起きている間は顔を掻くことはない。しかしながら、夜中の寝ている間は無意識のうちに顔を掻いていたのだ。顔の皮膚が乾燥しているから痒くなり、掻いてしまうから皮膚のバリアがなくなり、ちょっとした刺激に弱くなりさらに痒くなり、の繰り返し。

このことから以下のように、原因に対して改善策を検討できるようになった。

1.問題

顔の皮膚が乾燥し痒くなり寝ている時に掻いてしまい顔が真っ赤になる

2.原因

夜、寝ている間に顔を掻いてしまっている

→皮膚が乾燥しているから痒くなっている

→保湿が足りていない、寝具が清潔でない

3.対策

・応急処置として医者に行く(保湿剤とステロイドの塗り薬を貰った)

→良くなったら状態をキープするため保湿液、乳液を使う

・寝具を買い換える(ダニを通さない布団にした)

・寝ている間、爪で顔を掻かないように、ベッドに結んだ紐で手を縛った


◾️効果

・皮膚の乾燥について

医者に行った結果、ヒルドイドの保湿剤とステロイド外用薬を処方された。効果は抜群だったもののすぐなくなってしまうのがデメリット。医者もいつまで塗れとは教えてくれない。だいぶ良くなってからは、無印良品の保湿液と乳液を風呂上がりに塗っている。ちょっとでも塗るのが遅くなるとパリパリに顔の皮膚が乾燥してしまうので急ぐ必要がある。乾燥してから塗ってもあまり効果はなかった。特に湯船に浸かる時間が長いと危険なのが身をもってわかったため、湯船に浸かりながら塗るようにした。湯船に浸かるのはリラックスできて良いものの顔の皮膚には良くないらしい。

・寝具について

ダニにアレルギーがあるのかないのかわからないけど、ダニを通しにくい布団に変えた。シーツも洗濯する頻度を週1にした。(恥ずかしながら、それまでは月1とかだった。)肌に対する効果は不明。清潔感に対する意識は高くなった。

・手を紐で縛ることについて

自分にとって顔が真っ赤になる1番の原因は爪による皮膚の搔き壊しだった。まさに自分の敵は自分自身だった。爪を短く切ってもあまり効果はなく、顔にガーゼを貼ってみたものの起きたら剥がれていたので意味はなかった。

一番効果があったのはベッドに紐を結んで、手を縛ること。微妙に顔に手が届かないくらいの距離に調整するのがポイント。これにより、寝ている間、無意識に顔を爪で掻いてしまう回数を減らすことができた。


◾️結論

一番効果があったのは就寝中に顔を爪で掻くのを防ぐために導入した「紐で緩くベッドと手を縛る」こと。数ヶ月もしたら顔の赤みも大分良くなった。普通の白い肌の人には遥かに劣るけど。デメリットは寝返りがうちにくくなること。紐の長さの関係上、寝相の悪い人や子供にとっては辛いかもしれない。起きた時に紐がほどけていることもあった。寝返りをうちたくて無意識にほどいていたのもしれない。その辺は仕方がないと割り切ることにしている。

こんなに面倒なことをしないといけないなんて、顔が痒くならない人が羨ましい。つい泣き言を言ってしまうものの、嘆いてばかりでは前に進めない。対策をサボるとすぐに真っ赤な顔に戻ってしまうので生きている間は続けなくてはいけない。