最後の輝き

めんどくさがりな人が好きなことを書くための日記です。

健康と平和01 ~歯の重要性~

自分は現在30代。大げさだけれども奥歯1本を失いかけたことで歯の重要性を感じたことについて記録しておきたい。

ほんの1年ほど前に、奥歯が1本割れてしまうという異常事態に遭遇した。もとまとは奥歯が突然痛み出したのが始まりだった。

歯医者に行ったがレントゲンを撮っても異常なしと言われ、知覚過敏だろうという診断だった。痛みはいっこうにおさまる気配がなく、仕事中も遊んでる途中もジンジンする歯の痛みは継続していた。その後、1~2ヶ月ほど経つと痛みがなくなっていることに気づいた。痛みがないので安心して日々を暮らしていた。だがその裏で症状は確実に進行していた。

程なくして、朝起きて鏡を見たら頬が腫れていることに気がついた。痛みはない。口の中を見たら歯茎の一部が異常に腫れていた。急いで同じ歯医者に行き、部分的なレントゲン撮ったところ、歯の根の部分に炎症が起きていると言われた。歯の根の部分の炎症である以上、歯の上からの対処はできず、真っ二つに奥歯を切り裂いて根の掃除をするしかないという診断だった。事態は絶望的であった。

正直、その歯医者の先生はあまり親身ではなく、どこか他人事のような感じだったため、別の歯医者に診てもらうことにした。新しく行った歯医者は予防に力を入れており、なるべく抜いたり削ったりしないということを売りにしているようだった。実際に通院してみるとやはり完治は難しいものの歯茎の腫れさえ我慢すれば、今すぐ削ったり抜いたりする必要はないということだった。その歯医者では虫歯や歯周病の予防方法を念入りに指導された。

問題の奥歯は半年ほど問題はなかったものの鳥の唐揚げの硬い部分を噛んだ瞬間、バキっという音とともに割れてしまった。残念ながら1/3ほど歯が欠けてしまい、治療費もだいぶ掛かってしまった。神経を処置するための根管治療は結構しんどかった。20分くらい口を開けたまま神経があった部分を消毒するのだが、それを5日間くらいに分けてやる必要があった。毎日消毒のために歯医者に通い20分間口を開けたまま待ち、金と時間を消費していく。その間は食べる時も歯に気を遣ってしまうため、楽しみのはずの食事時もそんなに楽しめなくなっていた。辛かった根管治療は無事終了。根っこの部分の炎症は神経が死んでいたのが原因だったらしく、根管治療後はレントゲンでも問題はないようだ。欠けてしまった歯はプラスチックとセラミックのハイブリッドの被せ物でなんとかなっている。

今考えると症状が出始めたときの痛みは神経に細菌が侵入したことが原因であり、痛みがなくなったのは、神経が死んでしまったからだった。歯茎が腫れたのは神経が死んでしまった後の膿が出てきたからだった。

歯を1本失う寸前まで行ってようやく歯の大切さと重要さがわかった。繰り返すが、治療中、片方の奥歯が使えず、食事の楽しみが半分減ったように思う。失ってからでないと、食事を思い切り楽しむことができない苦しみはわからない。

最後に、残った歯を大切にするべく、自分が普段やっている歯磨きについてご紹介しておきたいと思います。

  • まずは歯ブラシで普通に磨く
  • フロスで歯と歯の間の汚れを落とす
  • 歯間ブラシで歯と歯茎の間の汚れを落とす
  • 電動ブラシで仕上げをする
  • 歯磨き粉はフッ素入り

今後は水流で歯茎周辺の汚れを落とすというドルツも導入してみたい。皆様も歯のケアに気をつけましょう。